ブログ

広島県市町振興基金

昨年、決算特別委員会で質問・要望した広島県市町振興基金の整理が一歩前へ進みました。【質問・要望内容】広島県市町振興基金については、広島県基金運用状況審査意見書によると、現金の残高が令和5年度末で43億円余りあるとのことですが、一昨年度の意見書において、既に、「基金の設立設置目的である貸付事業は廃止され、また、貸付金の償還も終了しており、運用基金としての実態が失われている」として、今後のあり方を「検討していただきたい」とされています。昨年度の意見書では「整理していただきたい」とされ、今年度は「速やかに整理していただきたい」と、3年度にわたり、年を追うごとに強い意見が出されているところです。そもそも、この基金については、行政水準の向上を目的として市町等が実施する公共施設の整備事業等に対し必要な資金を貸し付けるために設置されたものであり、その財源は県の積立金と市町からの公営競技団体からの寄附金であったが、既に市町からのこの寄附金は市町に交付され、今残っているのは、県からの積立金のみであると伺っております。その意味では、この基金を廃止して、その積立金を県の一般財源にとして繰り入れて市町振興に活用する、といった選択肢もあり得ると考えます。いずれにしても、本件に関しては、3年連続で審査意見が出され、早期に整理を行う必要があると考えますが、この整理にここまで時間を要しているのはなぜなのか、また、この基金のあり方を整理するとした場合に、基金を廃止してその積立金を県の一般財源にとして繰り入れるほか、どのような選択肢があるのか、地域政策局長に伺います。基金の整理に向けた選択肢をお示しいただきましたが、い

PAGE TOP